
パンテーンから提供を受け、EXP プレステージダメージケアのシャンプー、コンディショナー、カプセル美容液ヘアトリートメントの3点を使用しました。
今回試してみようと思ったのは、「市販で手に入るヘアケアで、どこまで仕上がりに差が出るのか」を自分の中で確かめたかったからです。
市販ヘアケアで、どこまで変わるのか
これまでもパンテーンは使ったことがありますが、“EXP”と付くこのラインがどのように違うのかは正直よく分かっていませんでした。だからこそ、従来の印象とどれくらい差があるのかを意識しながら使ってみました。
まず気になったのは「香りのリアルさ」

まず印象に残ったのは香りです。洗っている最中、ふわっと広がるのは生花に近いニュアンスのある香りでした。いわゆる“いい匂いのシャンプー”というよりも、もう少し輪郭のある、植物っぽさを感じる香りです。
甘さはありますが重すぎず、どこか透き通るような印象で、石楠花を思わせます。華やかさはありつつも、香りだけが前に出てくる感じではなく、あくまで髪を洗っている時間の中に自然に溶け込んでくるようなバランスでした。
洗い流している最中にもほんのり残り、ドライヤーで乾かすときにもう一度ふわっと立ち上がるのも印象的です。ただし、乾いたあとは主張しすぎず、近づいたときに気づく程度に落ち着きます。この「消えきらないけれど、残りすぎない」ラインが絶妙でした。
シャンプーの香りは強すぎると日常的に使いづらくなりがちですが、このシリーズはその点がうまく調整されています。香りを楽しめるけれど、生活の中で邪魔にならない。そのバランスが取れていることで、結果的に“使い続けられる香り”になっていると感じました。
この“残り方”のバランスは、仕上がりの満足感だけでなく、日々のストレスの少なさにもつながる部分だと思います。香りそのものの良さというよりも、「どう残るか」まで設計されている印象があり、そこにこのラインの特徴が出ていると感じました。
仕上がりは「扱いやすさ」に寄っている
使用感については、泡立ちは十分で、洗い流したあとの指通りもなめらかです。乾かしたあとは髪がまとまりやすく、朝起きたときの広がりも抑えられているように感じました。
いわゆるドラッグストアで手に入る価格帯の製品という前提で考えると、仕上がりの印象はこれまでのイメージより一段整っているように思います。
「500%」という数字をどう受け取るか

特徴として挙げられているパンテノール(浸透性保湿成分)は、シリーズ内で「500%」と表現されています。これは無条件に“5倍すごい”という意味ではなく、従来の同シリーズ(エクストラダメージリペア)と比較して配合量が増えている、という位置づけの数値です。
パンテノールは、いわゆるプロビタミンB5の一種で、水分を引き寄せて удерж(保持)しやすい性質があります。髪の内部や表面にうるおいをとどめることで、乾燥によるパサつきや広がりを抑え、指通りやまとまりを整える役割が期待される成分です。
実際に使ってみて感じたのも、まさにその方向性でした。劇的に質感が変わるというより、「乾かしたあとに広がりにくい」「翌朝の髪が扱いやすい」といった、日常の中でじわっと効いてくる変化です。数値のインパクトに引っ張られるというより、結果として現れるのはあくまで“扱いやすさの底上げ”という印象でした。
このあたりは、ダメージ補修をうたう製品にありがちな“重さで抑える”アプローチとは少し違い、あくまで水分バランスを整えることで自然にまとまる設計に近いように感じます。そのため、仕上がりも過剰にしっとりしすぎず、日常使いしやすいラインに収まっています。
「500%」という表現だけを見ると強い変化を想像しがちですが、実際の体感はもっと地続きで穏やかです。ただ、その穏やかさが、毎日のスタイリングや手触りの安定感につながっているとも言えます。数字の派手さと、実際の使い心地。その間にあるギャップも含めて、このシリーズの特徴だと感じました。
子どもの髪でも感じた「まとまり」

試しに3歳の子どもの髪にも使ってみました。もともと柔らかい髪質ではありますが、乾かしたあとのまとまりとツヤ感は分かりやすく、ブラッシングも引っかかりにくくなりました。
大人だけでなく、扱いやすさという観点では幅広く実感しやすい仕上がりだと思います。
コンディショナーとトリートメントの違いは?
コンディショナーとトリートメントは、どちらも方向性としては共通していて、「髪を落ち着かせる」仕上がりに寄与している印象です。
劇的な変化というより、朝のスタイリングが少し楽になります。この“少しの差”が日常では積み重なって効いてくると感じました。
「いつものパンテーン」とは少し違う

総じて感じたのは、「これまで持っていたパンテーンのイメージとは少し違うラインだ」という点です。香りと仕上がりのバランスに、従来よりも一歩踏み込んだ設計が見えます。
継続使用でどう変わるかはまだ判断しきれませんが、少なくとも第一印象としては、市販ヘアケアの到達点を改めて見直すきっかけになりました。

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